セラミック矯正について

歯並び、色、サイズも
全て希望通りの美しさに
セラミックとは陶器のことを指し、歯科治療では歯に使われています。透明度が高く、美しい白さで、耐久性が高く、汚れが着きにくく、黄ばんだりしない素材です。セラミック治療とは、そのセラミックを用いて一人ひとりの歯の形や色、並びに合わせて製作するオーダーメイド治療です。色やサイズ、歯並びも全て希望通りに出来ますので、芸能人のような真っ白な歯にすることも、天然の歯に近い色の人工歯を使用することも可能です。むし歯などで削り失った歯質を補いかつ白く自然なかぶせ物により美しい口元を実現する治療に利用されたり、当院のように見た目を美しくするための審美歯科治療に使われます。
こんな場合はご相談ください
- 短期間で歯並びを治したい
- 前歯の見た目が気になる
- 歯の形やサイズが気になる
- 歯を白くしたい
- 前歯がねじれていたり傾いている
- 前歯が出ていたり(出っ歯)、引っ込んでいる
- 前歯が生まれつき変色している
- 前歯にまだら模様や縞模様のような変色がある
- 八重歯(叢生)を治したい
- 上記全てを一気にアプロ―チしたい
- 一般的なホワイトニング治療では理想の白さにすることができない
セラミック矯正ができない方
(対象外の方)
- 重度の歯周病の方
※歯周病が重度の場合、先行して歯周病治療が必要なこともあります。 - 乳歯の方
※乳歯にはセラミックをかぶせることができませんので、高校生以下の方はお口の状態によっては治療を受けられない場合があります。 - 治療中痛み止めや麻酔薬を使用しますので、一般的なむし歯治療を受けられないような全身疾患がある方やアレルギーのある方
- 妊娠安定期以外の方
- 抜歯部位など欠損部(歯がない部分)があり欠損治療がされていない方(当院では、インプラント治療を行い、上部にセラミックを装着することも可能です)
セラミック矯正の
メリット・デメリット
◎メリット
- 短期間で歯並びを整えることができる
- 矯正装置をしなくて済む
- 適応範囲が広い
- 歯の色・形・大きさも改善できる
- 治療後の後戻りがない
- 部分的に歯並びを治せる
- 他の矯正治療より安価
- 侵襲性が低い(身体への影響)
×デメリット
- 歯を削る必要がある
- 神経を取る場合がある
- 一部治療が出来ない方がいる
- 歯ぐきの状態で見た目が悪くなる可能性がある
- 欠けてしまう・取れてしまう可能性がある
セラミック矯正のメリット詳細
短期間で歯並びを整えることができる
セラミック矯正は他の矯正治療とは違って短期間で歯並びを整えることができます。通常の歯科矯正(ワイヤー矯正・舌側矯正)やマウスピース型矯正治療では、症状によりますが半年から5年ほどかかってきます。少しずつ歯に力を加えて動かしていくため、一気には歯並びを整えることできません。その点、セラミック矯正はセラミック歯を用いてキレイな歯に変えることで治療が完了するため、1~2か月で治療が終了します。
矯正装置をしなくて済む
ワイヤー矯正であれば、ワイヤーとブラケットを装着する必要があります。銀色のものが一般的ですが、最近では透明や白い色味の装置もありますが、矯正治療が終わるまで取り外すことが出来ません。装置に悪影響が及ぶ食べ物は禁止(食事制限)となりますし、食事後の清掃が非常に大変です。常にいくつかの種類の歯ブラシを持ち歩き、食後すぐに歯みがきをする必要があります。マウスピース型矯正治療も、一日最低20時間の装着が必要です。マウスピースは着色するため、装着時はお水以外の飲食が禁止となります。もちろん、コーヒーや紅茶もダメです。食事中はご自身で取り外すことが出来るため食事の禁止はありませんが、大変なことは変わりありません。その点、セラミック矯正は装置を取り付ける必要も、取り外しする必要もないため、非常に楽な治療方法となります。
適応範囲が広い
症例にもよりますが、矯正治療は歯科医師により適応する症例範囲に大きな差があります。セラミック矯正は技術に違いはあれど、適応範囲が広いのが特徴です。
歯の色・形・大きさも改善できる
ワイヤー矯正やマウスピース型矯正では歯を動かして歯並びを整えるだけですが、セラミック矯正はご希望の色・形・大きさにすることが出来ます。例えば、矮小歯と言って他よりも小さい歯がある方は多くいらっしゃいますが、セラミック矯正では他の歯のサイズに合わせることで違和感をなくしたりすることができます。他にも、形が気に入らない歯、色味が気に入らない歯なども治療することが出来ます。また、一つずつではなく色・形・大きさを同時に短期間で治療を行うことが可能なのも特徴の一つです。
治療後の後戻りがない
ワイヤー矯正やマウスピース型矯正は後戻りといって歯が元に戻ろうとすることがあります。これは悪習癖といって歯並びを悪くした癖自体が治っていないため、また歯並びが悪くなっていくことなどが原因として挙げられます。セラミック矯正は一度治療すれば後戻りはありません。
部分的に歯並びを治せる
ワイヤー矯正やマウスピース型矯正も部分矯正という矯正治療もありますが、セラミック矯正はより部分的に1本の歯という単位から治療が可能です。
他の矯正治療より安価
ワイヤー矯正の相場が80~120万円、マウスピース型矯正の相場が70~90万円となっておりますが、セラミック矯正は60万円前後となります。他の矯正治療よりも期間が短い上に、安価な治療となっています。
治療痕が残らない
セラミック矯正は治療の痕が残りませんので、治療をしたか否か他人が見て気が付くことはありません。
セラミック矯正のデメリット詳細
歯を削る必要がある
セラミック矯正は天然の歯を削ってセラミックの歯を装着する治療方法です。ですので、歯を削る必要がどうしてもあります。ただし、ワイヤー矯正は歯を抜く可能性があること、マウスピース型矯正は歯と歯の間を削る可能性があることもございますので、双方のデメリットを確認してみてください。
神経を取る場合がある
歯を削ると神経に刺激を与えて沁みることや痛みが出ることがあります。ですので、状況により歯の神経を除去してセラミックを装着することがございます。
一部治療が出来ない方がいる
ワイヤー矯正・マウスピース矯正も同様ですが、セラミック矯正もどうしても治療が行えない方がいらっしゃいます。かなり少ないのですが、ご不安な方はまずは無料のカウンセリングにお越しください。
歯ぐきの状態で見た目が悪くなる可能性がある
歯周病が進行した場合、歯ぐきが退縮し下がってくるため、セラミック歯と歯茎の間に隙間ができてきてしまいます。治療を再度行えば修正は可能ですが、また別途費用が掛かってしまいます。歯はしっかりとみがき、定期的に歯医者に検診にいって歯周病の進行を抑えましょう。
欠けてしまう・取れてしまう可能性がある
天然歯でも同様なのですが、ぶつかったり転んだり強い衝撃が加わると割れてしまう可能性があります。
その他矯正治療との違い

セラミック矯正のメリット、デメリットにも記載しておりますが、その他矯正治療とセラミック矯正では多くの違いがあります。特徴、治療方法、治療適応範囲、期間、金額あたりかと思います。矯正治療ごとに記載していきます。
ワイヤー矯正(銀)
治療方法:銀色のワイヤー・ブラケットを歯に装着して動かしていく治療方法です。
特徴:ワイヤー・ブラケットは治療中は取り外すことが出来ず、常に装着しておく必要があります。食事後は歯ブラシでキレイに掃除をする手間があります。また、医院に月1回通院してワイヤーを強めて歯を動かしていくのですが、強めの痛みが発生します。
治療適応範囲 | 歯並びを整えるということではほとんどの症例に対応可能です。 |
---|---|
期間 | 2~5年 |
金額 | 80~100万円 |
ワイヤー矯正(ホワイトまたはクリア)
治療方法:白色または透明なワイヤー・ブラケットを歯に装着して動かしていく治療方法です。
特徴:①と同様です。
治療適応範囲 | 【歯並びを整える】ほとんどの症例に対応可能です(矯正効果)。 |
---|---|
期間 | 2~5年 |
金額 | 100~120万円 |
ワイヤー矯正(裏側矯正)
治療方法:歯の裏側にワイヤー・ブラケットを装着して動かしていく治療方法です。
特徴:①と同様です。またそれ以外に舌が歯にあたるため痛くなる可能性があります。
治療適応範囲 | 【歯並びを整える】ほとんどの症例に対応可能です(矯正効果)。 |
---|---|
期間 | 2~5年 |
金額 | 100~120万円 |
マウスピース型矯正装置
治療方法:マウスピース型の矯正装置であるアライナーを1週間に1度付け替え続けることで歯を動かしていく治療方法です。
特徴:透明で目立ちにくく、ワイヤー矯正よりも痛みが出にくいと言われています。1日20時間以上の装着必要であり、食事中と歯みがき中しか取り外すことが出来ません。また、装着中はお水以外の飲食が禁止となります。医院に月1回通院して歯の動きを確認したり、新たなアライナーをいただく必要もあります。
治療適応範囲 | 【歯並びを整える】ワイヤー矯正よりも適応範囲が狭いのですが、多くの症例に対応可能です。 |
---|---|
期間 | 半年~5年 |
金額 | 80~100万円 |
セラミック矯正
治療方法:天然の歯を削って、セラミックを装着し歯並びを整えていく治療方法です。
特徴:ご希望の歯の色・形・大きさを選ぶことが出来ます。麻酔を使いますので痛みはなく、また通院回数は少なく短期間で治療を終えることが出来ます。
治療適応範囲 | 【歯並びを整える】【歯の色を変える】【歯の形を変える】【歯のサイズを変える】 |
---|---|
期間 | 1~2ヵ月 |
金額 | 60~80万円 |
セラミック素材の種類
オールセラミック
当院ではオールセラミックを推奨しております。すべてがセラミックでできているので、天然歯とほとんど同じ硬さでかつ審美性に優れています。
ジルコニアセラミック
非常に硬く耐久性に優れたクラウンです。強い咬合力を持つ人にも使用可能ですが、色の再現性はオールセラミックに比べてやや劣ります。
メタルボンド
昔は使われることが多かったのですが現在はあまりお勧めしておりません。耐久性が高く、長く使用しても変色しづらいのが特徴ですが、中に金属を使用している為、金属アレルギーの方には不向きです。
セラミックの素材比較
オールセラミック | ジルコニアセラミック | メタルボンド | |
---|---|---|---|
硬さ | 〇天然歯とほぼ同じ | 〇硬い | 〇硬い |
アレルギーの有無 | ◎なし | ◎なし | △金属のアレルギー |
透明感 | ◎一番自然 | 〇自然 | △不自然 |
価格・治療費 | ◎低価格 | △高い | △高い |
使える場所 | ◎基本はどこでも | ◎どこでもできる | △長期を考えると奥歯のみ |
ブリッジ | ◎できる | ◎できる | ◎できる |
治療の流れ
01 無料カウンセリング
無料カウンセリングの内容ですが、まずはご来院いただき歯科医師(審美専門の院長)と、今のお悩みや不安な点、どの部分の歯並び・色・形を治したいのか、理想のお口元、治療をいつまでに行わなければならないか(期間)何を重視されるかなどご自分の希望や問題点をしっかりお伺いします。当院では審美専門の院長がカウンセリングを行い、同時に治療方法・治療概要やステップとお見積りをお渡しします。場合によっては、歯の健康も考慮し、通常の矯正治療をお勧めする可能性もございます。歯科の知識、セラミック矯正の知識がなくても問題ありませんので、お気軽にご来院ください。
02 検査
カウンセリング後ご興味があれば次の段階へと進みます。お時間やご希望によっては、無料カウンセリングと同日に、口腔内の写真やレントゲンの撮影、模型など検査を実施します。チェックが完了したら、この時点で抜歯が必要な場合、欠損部(歯がない箇所)がある場合は、インプラント治療またはブリッジ治療となりますので、メリット・デメリットや金額等々をお聞きいただいて、ご選択ください。また、むし歯や歯周病等がある場合には、その上から被せ物してもすぐに取れてしまう可能性があるので、先にむし歯・歯周病治療を優先して行い、その後セラミック歯を作るための型取りを行います(歯型取り)。完了後にセラミック矯正の治療に入ります。
03 神経処置、土台を整える
ここからセラミック矯正の施術がスタートです。理想の歯並びに整えるために、歯を削ったり必要な場合には神経の処置(歯の根)を行います。当院では出来る限り表面を削る量が多くならないようにしております。神経をそのままにしておくと将来的にしみるようになったり、セラミックを被せた後に炎症が起きてしまうことがあるからです。麻酔をして行いますので痛みはほとんどありません。当院では、麻酔を行っても怖い方には静脈内鎮静法をオプションで行うことも出来ますので、カウンセリング時におっしゃってください。神経の処置を行った場合には、歯並びを治したい部分の歯の向きに合わせて調整しながらセラミックを被せる部分の土台を作ります。歯の根元に白いグラスファイバー製のコア(土台)を立てていきます。この時点で歯の傾きや位置などを考慮します。
04 仮歯の装着
その後土台が完成したら、すぐにセラミックの歯をかぶせるわけではなく土台の上には仮歯をセットし、数日仮歯で過ごし、仮歯の状態で噛み合わせの調整、想像通りの白さ・色味や形、歯並びになっているかを確認します。そして、かみ合わせの違和感や形・色・歯並びの印象をしっかりご確認いただき、細かな調整を行います。
05 セラミック歯装着後の最終確認
仮歯で数日間過ごして問題がなければ、本番のセラミックの被せ物を作ります。セラミックの被せ物が完成するには1~2週間ほど時間がかかります。出来上がったきれいなセラミックを接着剤を用いてセットし、全体を整えて全ての施術が完了です。最短で3週間、一般的には約2ヵ月程度で完了します。装着後から、皆様には感動体験を味わっていただけると自負しております。セラミック歯自体がむし歯になることはありませんが、それ以外はむし歯リスク、歯周病リスクはあります。セラミックを長期で使うためにもリスクを排除しておく必要がありますので、日々の歯みがきブラッシングなどホームケアをしっかりと行い清潔な状況を維持してください。また、ご自身のブラッシングだけではみがき残しがある方が多くいらっしゃます(歯科医師、歯科衛生士でもむし歯になる方はいらっしゃいます)。ですので、定期的に歯科医院でメンテナンスを実施してください。
よくあるご質問
セラミック矯正で実際に見た目はキレイになりますか?
丁寧にしっかりと治療を行えば、美しい口元に仕上げることができます。治療前にしっかりと相談し、きちんとした治療をしてくれる歯科医師かどうかを見極めてください。
保険の白い歯(プラスチック)とセラミックの違いは何ですか?
プラスチックは変色しやすい性質のため、時間がたつと、変色しやすいという欠点があります。対してセラミックは変色がほどんどありません。また、強度も違います。かけずらい素材になっています。セラミックは天然歯(自分の歯)と同じ400MPaとなります。結果、プラスチックと厚みがかわってきます。
セラミックとは何ですか?
セラミックまたはセラミックスとは、陶磁器(陶磁製品)を指します。身近なものでいえば、セラミック製のお皿などです。プラスチックのお弁当箱と、セラミック製のお皿、スポンジで洗う時の汚れの落としやすさ、黄ばみが付くかどうかなど違いがあります。当院のセラミック矯正で取り扱っているのは歯科用セラミックとなります。白くかつ透明度が高く天然歯と変わらない色味を出すことが出来ます。
セラミックは欠ける心配はありますか?
現在の歯科治療で用いられているセラミックは、かなり強度が高くなっていますので治療した部分が欠ける心配はございませんが、稀に欠ける場合もあります。
セラミックは目で見て、治療の痕はわかりますか?
いえ、治療の痕は目では見えません。以前の歯より白くなっていれば変化には目に見えると思いますが、自分の歯をホワイトニングで白くしたのか、セラミックで白くなっているかは、一般の目には判別できません。
セラミックが取れる心配はありますか?
現在の歯科治療で使用される接着剤は接着力が高いため取れる心配はございませんが、稀に取れる場合もあります。
セラミック以外の素材はありますか?
セラミック以外にも、被せ物に使われる素材はあります。正確にはセラミックにも種類がありますし、セラミックを組み合わせた素材などもあります。例えば、一般的な歯医者さんで被せ物と言えば「銀歯」です。歯科用語では、金銀パラジウム合金などと言われており、保険が適用するかぶせ物です。保険外の治療となりますが、ハイブリッドセラミックと呼ばれるプラスチックとセラミックを合わせた素材です。プラスチックが入っているので耐久性が低く、水分に弱かったり、色が変色したりしますが、単価です。そのほか、メタルボンドと呼ばれる金属の上にセラミックを貼り付けた素材です。金属があるため耐久性は高くセラミックで見た目はキレイなのですが、歯周病で歯肉が上がっていくと金属部分が露出してしまいます。そして、当院で取り扱っているセラミック(オールセラミック)と呼ばれる全てがセラミックで、キレイで透明性があり汚れがつきにくく、変色もしないという素材です。
治療後痛みが出た場合はどうすればいいでしょうか?
市販である痛み止めを服薬していただき、近い日程でご来院ください。
芸能人やインフルエンサーのような真っ白な歯にすることはできますか?
可能です。セラミックを制作するときに、お好きな色をお選びいただきます。天然歯に近い色にすることも、芸能人やインフルエンサーのような真っ白な歯にすることもできます。
ホワイトニングで芸能人やインフルエンサーのような白い歯にすることは可能ですか?
芸能人やインフルエンサーによりますがかなり白い歯の場合、ホワイトニングではその白さにすることが出来ない可能性があります。
通院回数や治療期間はどれくらいかかりますか?
お口の状況、本数、アポイントの状況などによりますが、概ね3~5回の通院回数で、最短3週間、平均1~2か月といったところです。矯正歯科であれば症例にはよりますが数年かかってきますので、かなり短期間で歯並びを整えることができます。
セラミックと差し歯は違いますか?
セラミックと差し歯は違います。差し歯とインプラントはよく混同されますが、歯を完全に失ってしまった場合は、インプラントか入れ歯かブリッジ(被せ物の連結したもの)の選択肢となります。差し歯とは、歯の根元が残っている場合にできる治療です。セラミックとは、インプラントの上部につける被せ物、ブリッジの被せ物、差し歯に装着する被せ物となります。
セラミック矯正の相場はおいくらでしょうか?
セラミック矯正といっても、セラミックの素材を何にするかで大きく価格・値段は変わります。本ページにも素材の違いを掲載しておりますが、セラミックには大きく4つあります。ハイブリッドセラミック、オールセラミック、メタルボンド、ジルコニアセラミックです。ハイブリッドセラミックはプラスチックとセラミックを使った素材で、プラスチックを使用している分お安いですが経年劣化が起きやすくなり変色リスクなどがあります。歯医者のホームページを見て「他の歯医者よりもセラミック矯正が安い」と思って医院へ行くと、ハイブリッドセラミックだったりします。おすすめは、全てがセラミックで出来ているオールセラミックか、人工ダイヤモンドと呼ばれるジルコニアとセラミックを使ったジルコニアセラミックとなります。当院では、透明感抜群のオールセラミックを推奨しております。オールセラミックの相場は1本110,000円前後ですので、6本であれば660,000円ほどになります。当院では、オールセラミックは1本110,000円ですが、6本であれば複数本割引で20%OFFとなりますので1本あたり88,000円、6本で合計528,000円となります。セラミック専門の技工所との提携や、症例数が多いことで1本あたりの価格・値段を他院よりも抑えることが出来ております。
セラミック矯正で削るのが怖いのですが、麻酔などありますか?
削る時はもちろん麻酔を行いますが、それでも歯の削る音が嫌だったり、治療の恐怖感がある方はいらっしゃいます。その方には、当院ではオプションとして「静脈内鎮静法」で治療を行うことが出来ます。静脈内鎮静法とは、点滴注射などで静脈麻酔を行いますので、半分寝ているような状態となり、ほとんどの方はその時間の記憶はありません。つまり、眠った状態で治療を行うことが可能ということです。ご不安な方、ご興味ある方はお声がけください。
セラミック矯正に寿命はありますか?
セラミック自体に寿命はありませんので、半永久的に美しい状態を保つことが出来ます。ただし、元々の歯がむし歯になったり歯周病になったり、セラミックが欠けてしまったりすることで寿命が来るケースがあります。セラミックの良い状況を維持するためには、しっかりと日々メンテナンスを行いましょう。
セラミック矯正を行うと、歯が弱くなると聞きましたが大丈夫ですか?
歯の神経を取ると確かに歯は弱くなります。木の根っこを取ってしまったようなもので栄養分が行き渡らなくなるイメージです。ですので、当院では出来る限り「削らない」「神経を取らない」ことを前提に治療計画を立てます。ただし、セラミック矯正の治療の性質上、神経を取るケースがあります。
ワイヤーやマウスピースなどの歯列矯正とセラミック矯正はどちらでもよい?
患者様のご希望によります。それぞれの治療で行えること、叶えられることが変わってきます。観点としては、歯並び、歯の色、歯の形やサイズ、期間、費用、神経除去でしょうか。通常の矯正であれば歯並びは変えることが出来ますが歯の色、歯の形やサイズを変えることは出来ません。期間は個人差がかなりありますが平均すると数年かかるでしょう。費用は差がありますが80~120万円といったところです。神経だけ除去というケースはありませんが歯並びを整えるために歯を抜く(抜歯)可能性はあります。
出っ歯でも治すことができますか?
出っ歯とは、上の歯が下の歯に比べて突出している状態です。原因は歯自体の場合と、骨格の場合があります。前者の歯自体の問題であればセラミック矯正で、歯を削りセラミックを被せて出っ歯を治すことが可能です。骨格が原因の場合は、どこまでセラミック矯正で可能なのか検査してみないとわかりませんので、一度ご相談にいらしてください。
すきっ歯でも治すことができますか?
すきっ歯とは、歯と歯の間にすき間が出来ている状態です。セラミック矯正で治すことも、ラミネートベニアで治すこともできます。セラミック矯正であれば、歯を削りすき間がないようにセラミックのサイズを調整して装着すればすきっ歯を治すことが出来ます。前歯のすきっ歯であれば歯の表面を削りセラミックシェルを貼り付けるラミネートベニアでも治すことは可能ですので、費用・期間・治療方法などからご検討ください。
歯並びがデコボコでも治すことができますか?
歯並びがデコボコの状態を叢生(そうせい)と言います。叢生はセラミック矯正で治すことが出来ます。出っ歯やすきっ歯と同様に、歯を削りセラミックのサイズを調整して装着すれば歯並びをキレイにすることが出来ます。
医院は感染防止対策は実施していますか?
歯科医院によりますが、当院は消毒・滅菌に力を入れております。院内では、アルコール消毒、定期的な換気、滅菌器を用いた滅菌処理、スタッフの手指消毒やマスク着用などさまざまな感染防止対策を実施しています。
セラミック矯正は失敗することはありますか?
セラミック矯正の失敗は技術によってはあり得ると思います。それはセラミック矯正だけではなく、物事や治療全般に言えることだと思います。ですから、症例数が豊富であったり、専門的に行っている医院であればそのリスクは下がります。また、それ以外にも保証がある医院を選ぶことも重要です。
セラミック矯正を行ってくれる
歯科医院・歯科医師の
3つの選ぶポイント
歯科医師が高い技術力、経験、実績を持っていることはもちろんのこと、患者様と歯科医師との相性が良いことは非常に重要です。事前にそのような情報を知ることで仕上がりなどに大きく影響します。

審美専門

初回カウンセリング無料

保証期間
当院のセラミック矯正の
3つの特徴
当院のセラミック矯正は、院長である女性歯科医師ではなく、美容・審美専門かつ日本歯科理工学会・日本歯科療法学会・日本歯科麻酔学会などさまざまな分野の学会に所属し、明海大学の臨床准教授である理事長(男性歯科医師)が担当いたします。セラミック矯正の治療は、今話題で短期間で美しい白い歯を実現させる治療法ですが、一方でデメリットもあるため、通常の矯正とセラミック矯正のどちらが患者様にとって適切かを当院ではカウンセリングを通してお伝えします。

「歯並び」「歯の色」
「歯の形」を短期間で
同時に改善

審美性が高い

本数を選ぶことが出来る
症例
出っ歯・上顎前突・歯ぐきの
セラミック矯正

日本人は骨格的な問題から、出っ歯の症状が出やすくなっています。特徴的な顔貌を呈する出っ歯の症状に長年お困りの方も少なくありません。ここではそんな出っ歯をセラミック矯正で改善する方法についてご紹介します。
出っ歯(上顎前突)の
特徴と原因、治療方法は?
出っ歯の特徴
出っ歯とは、上の前歯もしくは顎が前方に突出している歯並びで、専門的には上顎前突(じょうがくぜんとつ)といいます。口元がモコっと膨らんでいることから「口ゴボ」と表現されることもあり、矯正による改善を望まれる方が多い歯並び・噛み合わせの異常にひとつです。
出っ歯の原因
出っ歯の原因は、歯の傾きや位置の異常と顎のバランスの異常の2つに大きく分けることができます。歯が前方に傾いているようなケースは比較的治療しやすく、上の顎が相対的に前に出ているケースは、外科手術などの治療が必要となりやすいです。
出っ歯の治療方法
出っ歯の治療方法としては、歯列矯正とセラミック矯正の2つが挙げられます。歯列矯正は、マルチブラケット装置やマウスピース型矯正装置を使って歯を動かす方法で、治療には数年を要します。費用も800,000~1,000,000円程度かかることから、一般的には敷居の高い、出っ歯の治療法として有名です。一方、セラミック矯正は歯列矯正と比較すると治療期間が短く、費用も安いという特徴があり、昨今、出っ歯を治す方法として人気が高まっています。
セラミック矯正で
出っ歯を整えられる?
横顔を綺麗にする方法
歯の傾きや位置、大きさなどを調整できるセラミック矯正であれば、出っ歯をきれいに整えることが可能です。その際、ひとつの目安となるのが「E(エステティック)ライン」と呼ばれる指標です。Eラインとは、鼻の先と顎の先を結んだ線で、真横から見た場合に口唇がそのラインのどこに位置しているかで美しさが大きく変わります。日本人では、口唇がEラインの少し内側に位置しているくらいが綺麗な横顔となります。セラミック製の被せ物を装着することで、そうした理想に近い横顔に仕上げることは十分可能となっています。
治せない出っ歯について
セラミック矯正は有用な治療法ですが、決して万能ではありません。出っ歯の中でも、上の顎が極端に大きかったり、下の顎が小さくて相対的に出っ歯になっていたりするケースでは、セラミック矯正で治せないことも多々あります。そうしたケースでは、時間とお金はかかるものの、標準的な歯列矯正を受けた方が良いといえます。
前歯2本のセラミック矯正のメリット
ワイヤー矯正やブラケット矯正よりも短期間で済む
セラミック矯正は、4~5回の通院で治療を出っ歯を改善することができます。期間にすると2~3ヵ月であり、2~3年を要するワイヤー矯正やブラケット矯正とは大きく異なります。極めて短い期間で長年のコンプレックスである出っ歯を治せることは、患者様にとって非常に大きなメリットといえます。
歯の大きさも調整でき、隣の歯と形や色の調和が取れる
歯列矯正は、歯並びだけを整える治療法ですが、セラミック矯正は、歯の大きさや形、色まで調整できるため、より理想に近い前歯の歯並びを手に入れることができます。周りの歯とも自然と調和するよう仕上げられます。
抜歯が不要なケースもある
歯列矯正で出っ歯を治す場合は、不足しているスペースを作り出すために抜歯をしなければならないことも多いです。一方、セラミック矯正で抜歯が必要となることは珍しいため、健康な歯を抜くことに強い抵抗を感じている方には大きなメリットになることでしょう。
前歯2本のセラミック矯正の
デメリット
隣在歯と色調が合わない可能性がある
セラミックは天然歯の色調や光沢、透明感を忠実に再現できる材料であり、仕上がりはとても自然です。ただ、天然のエナメル質とは汚れの付着の程度が異なるため、隣り合った歯と色調が合わなくなることもあります。セラミックは経年的な変色や摩耗が起こりにくい点から、日頃のケアを徹底することで、汚れによる色調の不具合を未然に防ぐことが可能となります。その結果、むし歯や歯周病も効率よく予防することができます。
隣の歯と形態が合わない可能性がある
前歯2本のセラミックでは、その2つの歯の形や大きさ、色などを理想的に仕上げることができるものの、隣の歯との調和という観点においては、満足いく結果が得られないこともあります。隣の歯と形態が合わないなど、細かい部分が気になってしまう方もいらっしゃいます。
抜髄(ばつずい)が必要になることがある
セラミック矯正は、いわゆる“セラミック治療”とほぼ同じものであり、セラミック製の被せ物を装着する治療法です。そのため歯質をある程度、削らなければならないのですが、患者様の歯の状態によっては抜髄が必要となることもあります。歯の神経を抜いて土台と作り、その上にセラミック製の被せ物を装着することになるため、歯にはそれ相応の負担がかかる点にご注意ください。もちろん、抜髄をせずに前歯2本のセラミック矯正できるケースも多々あります。
歯根が破折する危険性がある
セラミック製の被せ物を装着すると、これまでとは違った方向から力が加わるようになり、歯根に過剰な負担がかかり、歯根破折(しこんはせつ)のリスクが高まります。とくに歯の神経を抜いたケースでは、歯質そのものが脆くなりやすいため、歯根が折れるリスクも自ずと高まります。当然、セラミック矯正では歯根に過剰な負担がかからないよう、噛み合わせ等に細心の注意を払いますが、それでもカバーできないアンバランスが生じることもあり得るのです。
下の歯は触らないため、噛み合わせの調和に限界がある
前歯2本のセラミック矯正では、下の歯に処置を加えることは一切ありません。上述したように、上の前歯のセラミック歯を調整することで、上下の噛み合わせが良くなるよう配慮しますがそこには限界があります。ですから、出っ歯の症状がキレイに改善できたとしても、上下の前歯の噛み合わせに違和感が生じる可能性もあることを知っておいてください。
まとめ
このように、出っ歯はセラミック矯正で治すことが可能です。歯の神経を抜かなければならないことがあったり、上下の前歯の噛み合わせに違和感が生じたりするなどのリスクはありますが、短期間かつ安価に出っ歯を治せる点は、極めて大きなメリットといえます。歯列矯正もなかなか一歩踏み出せないという方は、芸能人にも選ばれている利便性の高いセラミック矯正を検討されてみてはいかがでしょうか。
眠っている間に終わる
痛みに配慮したセラミック矯正(静脈内鎮静法)

当院では、オプションで点滴麻酔の静脈内鎮静法を使ったセラミック矯正をご提供しております。「歯医者さんが怖い」「痛いのが怖い」「歯を削る音やにおいが怖い」という歯科恐怖症の方は多くいらっしゃいますが、そのような方にはおすすめです。静脈内鎮静とは、読んで字のごとく静脈経由で麻酔を行うわけですが、術中はウトウトと眠っているような状態になり、ほとんどの人は治療後に治療中の記憶がありません。簡単に言えば、眠っている間にセラミック矯正ができるということです。麻酔ですが副作用やリスクも何もなく、そして入院を行うことなく実施できます。
キャンペーンについて
当院では現在キャンペーンを実施しております。
「セラミック複数本割」となります。
条件が合えば誰でもお得にセラミック治療を受けることができます。
院長からわかりやすく解説

当院のホームページをご覧いただきありがとうございます。当院には、みなさまと同じように「歯並びを治したい!」という患者様が非常に多くいらっしゃいます。お話をする中で、スタッフが「矯正治療というとどんなイメージか」とお聞きすると、「矯正治療=銀のハリガネを使ったワイヤー矯正」とご回答される人が多いのです。ただ、現在は他にも多くの矯正治療方法があり、セラミック矯正もその一つです。セラミック矯正は、矯正治療の中で唯一「歯並び」以外に「歯の形」「歯のサイズ」「歯の色味」を同時に短期間で変えることが出来ます。もちろん、全ての治療にはメリット、デメリットがありますので、しっかりとお話しさせていただいてご納得いただいてから治療をさせていただきます。是非、お気軽に無料カウンセリングにお越しください。
費用
料金表
院長による初診カウンセリング | 無料 |
---|---|
検査診断料 | 無料 |
6本セット | 528,000円 |
8本セット | 704,000円 |
10本セット | 880,000円 |
12本セット | 1,056,000円 |
※表示金額は全て税込みです
お支払方法

- 現金
- 現金でのお支払い

- デンタル
クレジット - 分割払いでの
お支払い
医療費控除について
医療費控除とは、患者様とそのご家族(生計を共にするご家族)の1月1日~12月31日までの1年間の医療費が一定金額を超えるときに所得控除される制度のことです。医療費控除の対象となるのは、歯科医院の保険治療・自費治療共に対象になりますし、医科やお薬代なども対象となります。
(医療保険や生命保険等々)
医療費控除額は、最大200万円までとなっております。医療費控除は、毎年1月31日~12月31日に支払った医療費を、翌年の2月~3月に確定申告することで、医療費控除が適用されます。課税所得、医療費控除の額により還付額は変わってきます。
その医療費控除の金額に合わせて税金が還付されるため、実質治療費が安くなるということです。
例えば、当院のセラミック6本セットの治療をご受診された場合を各課税所得金額に応じて、所得税の還付額(+住民税の減税)、そして実質治療費(治療費ー医療費控除で還付・減税される金額)を表にしています。
医療費控除の⼿続きは、お住まいの住所を管轄する税務署へ医療費控除に関する事項を記載した確定申告書を提出してください。その際、医療費の⽀払いの領収証や通院にかかった交通費などについて確定申告書に添付、もしくは提⽰する必要があります。
注意点・リスク・副作用
・歯の形や噛み合わせを元通りにする治療ではありません。
・新しい噛み合わせに慣れるまでに時間がかかることがあります。
・補綴材料によってはアレルギーが出ることがあります。
・強い衝撃がかかると割れる可能性があります。