審美歯科とは
審美歯科とは、歯を含めた口元の綺麗さ・美しさを中心に考えた歯科治療のことを指します。例えば、「歯を白くしたい」「目立つ銀歯を無くしたい」「歯並びを治したい」といった審美ニーズにお応えすることができます。クリニックによりけりではありますが、歯科医療を中心としたサービスを提供するクリニックでは、見た目だけではなく機能性も重視した治療となっています。(機能性とは、「虫歯を治す」「噛む」「噛み合わせ」などです)つまり、審美歯科とは機能性と審美性をあわせもつ診療科目であるということです

審美歯科と一般歯科の違い
「審美歯科と一般歯科はどのように違うのか?」というご質問をよくいただきます。実は明確な線引きがあるわけではありません。例えば、歯科医師のライセンスが違うとか、別途免許が必要であるとか、そういったことはありません。また、一般歯科の治療においても何も機能性だけを追求し見た目はどうでもいいという治療は行いません。 では、そこにはどのような違いがあるのか簡単に言うと、「審美歯科が中心か」「審美歯科の経験が豊富であるか」です。 当然、一般歯科であれば、虫歯治療、歯周病治療、予防歯科、親知らず、入れ歯などの一般的な総合的な治療を行います。多くの場合は、保険治療が中心であり、機能性を重視した治療となります。 審美歯科は、後に述べる審美歯科メニューを中心または専門に治療を行います。多くの場合は、保険外診療(自費診療・自由診療)が中心となり、審美性を重視した治療となります。 そうすると必然的に、経験数や症例数に違いができていきます。

審美歯科の効果
治療の結果、「しっかりと治療すること」と「口元を綺麗に見せること」は別の視点や技術が必要になります。例えば、当院では「歯だけじゃないお顔全体のバランス」を考えており、審美の基準として下記の4つを前提に審美治療を行っています。
①Eライン(エステティック)
②スマイルライン
③歯のサイズを黄金比とする
④顔と歯の真ん中をそろえる
一般歯科でも機能性だけではなく審美性もかなり勉強され得意とするクリニックもありますが、審美歯科であれば間違いなく審美性を得意とするため基本的には綺麗に仕上がります。「見た目を気にする!」という方は、審美歯科へいくことをお勧めします
審美歯科の治療メニュー
審美歯科といっても多数のメニューがあります。
①セラミック治療
②セラミック治療(セラミック矯正)
③ラミネートベニア
④ホワイトニング
⑤クリーニング・PMTC
⑥矯正治療
⑦インプラント
⑧歯肉マッサージ
⑨ガムピーリング
1つずつどのような治療か解説していきたいと思います。

セラミック治療
こちらが一番真っ先に思いつく審美歯科ではないでしょうか。セラミック治療とは、歯を削り白くて綺麗なセラミックで作った人工の歯をセットする治療方法です。虫歯治療で削った箇所に詰めたり被せたり、銀歯を外して入れ替えたり、歯の色・サイズ・並びを改善するために削って被せたりします。セラミックにも様々な素材があり、それぞれの特徴があります。 保険治療で使われる「銀歯」、セラミックとレジン(プラスチック)を混ぜ合わせた「ハイブリッドセラミック」、全てがセラミックで出来ている「オールセラミック」、金属にセラミックを被せた「メタルボンド」、人工ダイヤモンドといわれるほど固い「ジルコニア」、ジルコニアにセラミックを被せた「ジルコニアセラミック」、適合性の高い「ゴールド」などがあります。それぞれの特徴、耐久性、審美性、金額などが変わってきますので、詳しくは下記をご覧ください。

セラミック治療(セラミック矯正)
セラミック治療(セラミック矯正)とは、①セラミック治療を複数本行い、歯並びを改善する治療方法です。例えば、前の歯を6本セラミックに入れ替えることで、歯の並び・歯のサイズ・歯の色を同時に、短期間で治療することが可能です。矯正治療であれば長期間かつ高額な治療となりますし、歯の色・歯のサイズを変えることはできません。ホワイトニングであれば歯並び・歯のサイズは変えられませんし、歯の色も元に戻ってしまうので定期的に治療を受ける必要があります。セラミック治療(セラミック矯正)であれば、全てを同時に短期間で安価に行うことが可能です。

ラミネートベニア
ラミネートベニアとは、奥歯には行うことができず前歯のみに適応する治療です。歯の表面を薄く削り、セラミックシェルを貼り付けて、歯の色・歯の形・軽度な歯並びを同時に短期間で安価に治療する方法です。

ホワイトニング
こちらはご存じの方が多いと思いますが、歯にホワイトニングジェルを塗布して光を照射し、歯を白くする治療方法です。

クリーニング・PMTC
クリーニング・PMTCとは、歯の汚れ(歯垢や歯石)を落としたり、歯の着色を落とす治療方法です。歯を残すためには定期的に受診することをお勧めします。また、上記審美歯科治療をご受診の方は長持ちさせるために必ずご受診ください。

矯正治療
歯並びを治す治療方法です。一般的な矯正治療は銀のワイヤーを装着して歯を動かしていく方法です。近年では、ワイヤーをセラミックにして目立ちにくくしたり、そもそもワイヤーを使わずマウスピース型の矯正治療方法もあります。

インプラント
歯を失ってしまった箇所に、ボルトのような形をした人工歯根(=インプラント)を埋め込み、その上部に人工の歯を装着する治療方法です。歯を失ってしまった場合の治療方法は3つあり、入れ歯・インプラント・ブリッジとなります。その中で最も審美性・機能性が高い治療がインプラントとなります。

歯肉マッサージ
歯肉マッサージ 読んで字のごとく歯肉をマッサージする審美歯科治療です。歯茎をマッサージすることで、歯茎の血行が良くなり健康的なピンク色になったり、リラクゼーション効果やアンチエイジング効果などもあります。

ガムピーリング
薬品を塗ることで歯茎を綺麗な健康的なピンクに戻していく治療方法です。喫煙などが理由で歯茎は黒ずんでいきますが、そちらを落としていく治療です。
審美歯科の費用・治療回数

①セラミック治療
素材により変わってきます。
銀歯・CAD/CAM:約4,000~8,000円(治療回数:約3~5回)
オールセラミック:約80,000~150,000円(治療回数:約3~5回)
メタルボンド:約80,000~150,000円(治療回数:約3~5回)
ジルコニア:約60,000~100,000円(治療回数:約3~5回)
ジルコニアセラミック:約80,000~150,000円(治療回数:約3~5回)
ゴールド:約80,000~120,000円(治療回数:約3~5回)
②セラミック治療(セラミック矯正)
本数により変わってきます。基本的には、①セラミック治療の本数分かけた金額となります。
③ラミネートベニア
ラミネートベニア:約60,000~120,000円(治療回数:約2~4回)
④ホワイトニング
ホワイトニング:約10,000~30,000円(治療回数:約1~3回を継続)
⑤クリーニング・PMTC
クリーニング・PMTC:約5,000~12,000円(治療回数:約1回を継続)
⑥矯正治療
ワイヤー矯正:約800,000~1,200,000円(治療回数:約毎月1回を数年)
マウスピース矯正:約700,000~1,000,000円(治療回数:約毎月1回を数年)
⑦インプラント
インプラント:約300,000~500,000円(治療回数:約4~6回)
⑧歯肉マッサージ
歯肉マッサージ:約1,000円(治療回数:約1回)
⑨ガムピーリング
ガムピーリング:約5,000~10,000円(治療回数:約1回)
当院の審美歯科

当院では、上記審美歯科治療のうち①セラミック治療、②セラミック治療(セラミック矯正)、③ラミネートベニア、④ホワイトニング、⑤クリーニング・PMTC、⑥矯正治療、⑦インプラントを行っております。
当院の特徴は下記になります。
①審美歯科に携わって30年以上の院長(歯科医師)が治療を担当いたします。
②初回のカウンセリングは院長が無料で行います。
③品質にこだわった丁寧で安心・安全な治療を行います。
④審美だけではなく、安全性・耐久性・むし歯再発リスクと健康面まで考えた治療計画です。
⑤高品質なセラミック専門の技工所へ発注しております。
⑥圧倒的なセラミック制作数と大量発注により、1本当たりの低価格化が実現しております。
⑦採算度外視の患者様第一としております。
⑧つめ物・かぶせ物ともに、10年の保証期間があります。(一定の条件あり)
⑨セラミック複数本割引を行っております。(6本以上の場合)
当院の審美歯科の料金

当院のセラミック治療の料金に関して
当院では患者様に高品質で安全且つお安いセラミック治療を実現するため、下記の取り組みを行っております。
① セラミック専門の歯科技工所へ発注
② 採算度外視の患者様第一の診療体制
③ 圧倒的なセラミック制作数と大量発注により、1本当たり低価格化
④ 多様なお支払い方法の整備
当院では、
① 現金
② クレジットカード
と様々なお支払い方法をご用意しております。
短期間で歯並び治って白くなるセラミック矯正

【注意事項】 ※1 セラミック矯正6本以上 ※2 ラミネートベニア、矯正治療などセラミック矯正以外は対象外
医療費控除について
医療費控除とは、患者様とそのご家族(生計を共にするご家族)の1月1日~12月31日までの1年間の医療費が一定金額を超えるときに所得控除される制度のことです。医療費控除の対象となるのは、歯科医院の保険治療・自費治療共に対象になりますし、医科やお薬代なども対象となります。
1年間の医療費総額 - 保険金等で補填された金額(医療保険や生命保険等々) = 医療費控除の額
医療費総額 - 10万円 = 医療費控除額
医療費控除額は、最大200万円までとなっております。医療費控除は、毎年1月31日~12月31日に支払った医療費を、翌年の2月~3月に確定申告することで、医療費控除が適用されます。課税所得、医療費控除の額により還付額は変わってきます。
その医療費控除の金額に合わせて税金が還付されるため、実質治療費が安くなるということです。
例えば、当院のセラミック6本セットの治療をご受診された場合を各課税所得金額に応じて、所得税の還付額(+住民税の減税)、そして実質治療費(治療費ー医療費控除で還付・減税される金額)を表にしています。
