マウスピース矯正の治療の流れ
マウスピース矯正は、一般的な矯正治療とは少し異なるプロセスを踏みます。今回はそんなマウスピース矯正の流れについて簡単にご説明します。
カウンセリング
カウンセリングから始まるのは、従来の矯正法と同じです。歯並びの悩みについて矯正医に詳しくお話しください。治療への要望も承っております。
患者さまの歯並びや骨格、顔貌などがどのような状態にあるのか、精密に検査します。口腔内診査やレントゲン撮影、セファログラムなどによって得られた情報を元に、精密な診断を下します。
治療計画の立案・説明
診査・診断が終わったら、治療計画の立案です。マウスピース矯正を希望される方には、それぞれのメーカーのシステムに則って、治療計画を立てます。例えば、インビザラインであれば、コンピューター上で歯の移動のシミュレーションまで行います。
マウスピースを装着して、治療を開始します。最初のステージから最後のステージまでのマウスピースは、治療開始前に完成しています。患者さまは、およそ二週間ごとに、次のステージのマウスピースに交換していきます。
保定期間
マウスピース矯正にも、歯の後戻りが生じ得ます。歯を移動した位置に固定するためには、保定処置が必要となります。