目次
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ラミネートベニアとは?
– 身体にやさしい審美治療
– ラミネートベニアの費用相場
– ホワイトニングとの違い
– 芸能界だけでなくハリウッドでも人気? -
– ラミネートベニアのメリット
– 形や大きさまで改善できる
– 2~3回で治療が完了する -
– 保険が適用されない
– 治療できないことがある
– 治療できないことがある
芸能人の白い歯はラミネートベニア?治療にかかる費用や人気の理由を解説
テレビや映画などに出演している芸能人は、皆一様に歯が美しいですよね。歯並びがきれいに整っており、色も艶も理想的です。そんな芸能人の美しい歯は、生まれながらのものではなく、治療によって得られたケースも珍しくありません。
とくに短期間で美しい歯の形、色、歯並びに仕上げることができるラミネートベニアは大変人気が高く、多忙な日々を送る芸能人には最適な治療法のひとつといえます。ここではそんなラミネートベニアの治療方法や費用、施術に伴うメリット・デメリットなどをわかりやすく解説します。
芸能人の歯が白くて美しい理由
歯の色や形、歯並びは、人の印象を大きく左右する要因のひとつです。実際、ハイビジョンカメラで接写されることの多い芸能人の歯は、当然のように美しく、とても良い印象を受けることかと思います。その美しさは、ホワイトニングやラミネートベニアなどの歯科治療によって支えられている面が大きいです。
いずれも数回の通院で理想に近い歯の白さ、美しさを手に入れられる審美治療なので、次のオーディションまでに、あるいは来月クラウンクインする映画撮影までに歯並びを美しくしたい、という要望にも応えることができます。
ラミネートベニアとは?
ラミネートベニアとは、セラミック製のシェル(チップ)を歯の表面に貼り付ける治療法です。従来のセラミック治療は、歯全体に被せ物を装着して審美性を回復させるので、施術の方法が根本的に異なる点をまずご承知ください。
身体にやさしい審美治療
ネイルチップを使用した“つけ爪”をイメージしていただくと、施術方法をイメージしやすいことかと思います。装着するのは極めて薄いセラミックチップなので、歯を大きく削る必要がありません。メタルを一切使用せず、金属アレルギーを発症するリスクも極めて低いです。そうした“身体にやさしい審美治療”という点も芸能人・タレントに人気が高い理由のひとつといえます。
ラミネートベニアの費用相場
ラミネートベニアには、保険が適用されません。原則として自由診療となるため、歯科医院によって治療にかかる費用が大きく異なります。そんなラミネートの費用は、1本50,000~100,000円程度が相場となっています。使用する材料や選択した施術法によっては、もう少し高い費用がかかることもありますので、事前にきちんと確認しておきましょう。
ホワイトニングとの違い
◎ホワイトニングは“歯の色”を改善する治療法
歯の色を手軽に白くする方法としては、もうひとつホワイトニングという治療法が挙げられます。オフィスホワイトニングも2~3回の通院で治療を完了させることができますが、改善できるのはあくまで歯の色だけです。また、重症度の高い着色・変色は、ホワイトニングでも白くできないことが多いです。
◎ラミネートベニアは色・形・歯並びまで改善できる
ラミネートベニアなら、ホワイトニングで改善できない着色・変色も、きれいに改善することが可能です。さらに、歯の形や大きさ、ちょっとした歯並びの乱れまで修整することができるのです。
芸能界だけでなくハリウッドでも人気?
ラミネートベニアの起源は、1920年代のハリウッドにあると言われています。当時の映画俳優たちが歯の色や形を簡易的に整えるために白いチップを装着していました。現在のラミネートベニアとは異なり、着脱式で強度も弱く、外れやすい、壊れやすい装置であったようです。日本では、1980年代に芸能人が使用を始め、ラミネートベニアの技術も徐々に進歩していったようです。つまり、ラミネートベニアという装置そのものが芸能人、タレント、映画俳優の求めに応じて開発が進んでいったといっても過言ではないのです。
ラミネートベニアのメリット
ほとんど削らずに歯を白くできる
従来のセラミック治療では、被せ物(クラウン)を装着するため、歯を大きく削る必要があります。一方、ラミネートベニアのチップは、エナメル質の表面を0.3~0.5mm程度削るだけで装着できます。かけがえのない天然の歯質をより多く残せるというのは、非常に大きなメリットといえます。
形や大きさまで改善できる
ホワイトニングが歯の色のみを改善するのに対し、ラミネートベニアは歯の形や大きさ、すきっ歯などの歯並びの乱れまで整えることが可能です。
2~3回で治療が完了する
ラミネートベニアによる審美治療は、2~3回の通院で施術が完了するケースがほとんどです。短期間で美しい歯を手に入れることができます。
ラミネートベニアにデメリットはないの?
メリットの多い審美治療であるラミネートベニアにもデメリットは存在します。
保険が適用されない
ラミネートベニアには、保険が適用されません。これはホワイトニングやセラミック治療にも共通している点です。
治療できないことがある
ラミネートベニアには、主に前歯部に適応される治療法です。強い力がかかりやすい奥歯には向いていません。また、歯ぎしりや食いしばりの習慣がある場合は、前歯部でも適応外となることがあります。
チップが欠けることがある
ラミネートベニアのチップは硬くて丈夫なセラミック製ですが、強い衝撃に対しては脆弱です。何かの拍子に割れる・欠けることがあります。
ラミネートベニアがおすすめな人
ラミネートベニアは、芸能人のような美しい歯を手に入れたい人はもちろん、以下に挙げるような症状・お悩みを抱えている方におすすめの治療法といえます。
・ホワイトニングでは歯の黄ばみが改善されなかった
・生えた時から歯のサイズが小さい
・歯の形がいびつで嫌だ
・歯の先端が欠けてしまった
・歯の表面がデコボコしている
・すきっ歯を手軽に治したい
この中の1つでも当てはまるものがあれば、一度当院までご相談ください。まずはていねいにカウンセリングいたします。
ラミネートベニアが向いていない人
ラミネートベニアは、芸能人のような白い歯を手軽に手に入れることができる治療法ですが、すべての人に向いているわけでありません。以下の挙げるようなケースは、ラミネートベニア以外の方法で症状を改善した方が良い場合もあります。
・歯ぎしり、食いしばりの習慣がある
・奥歯の見た目を審美治療で改善したい
・上下の噛み合わせが良くない
・今現在、むし歯や歯周病にかかっている
むし歯や歯周病にかかっている人は、それらの治療を終えた時点でラミネートベニアを受けることができます。ラミネートベニアを装着後にむし歯や歯周病を再発しないよう、適切な口腔ケアを継続することが大切です。
まとめ
このように、芸能人にも人気が高いラミネートベニアには、その他の治療法にはないたくさんのメリットが得られます。今回の解説で、なぜラミネートベニアが芸能人・タレントに人気があるのかもお分かりいただけたかと思います。そんなラミネートベニアに関心のある方はいつでもお気軽に当院までご相談ください。