インプラント治療におけるGBR

GBR(Guided Bone Regeneration)とは、骨再生誘導法の略称です。インプラント治療において、顎骨の厚みや高さが足りない場合に適応される治療法です。

自家骨や骨補填材を充填する

インプラント

GBRでは、患者さまご自身から採取した骨を粉砕して、用いることあります。専門的には自家骨と呼ばれるものです。ご自身の骨であれば、拒絶反応が起こる心配もありません。骨補填材(こつほてんざい)と呼ばれる特別な薬剤も用いますが、こちらも身体にやさしい成分で構成されています。

 

骨が再生されてから人工歯根を埋入する

インプラント

GBRを実施してから、骨が再生されるまでには数ヶ月の期間を要します。骨が再生されて、十分は厚みや高さが確保されたら、人工歯根の埋入に移ります。ケースによっては、インプラントの埋入オペと同時に、GBRを実施することもあります。

なぜGBRが必要なのか

治療説明

失った歯を補う治療で、なぜ骨の再生が必要となるのか、不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。ブリッジや入れ歯といった従来の治療法であれば、顎の骨の状態はそこまで重要ではありません。けれども、インプラント治療ではチタン製の人工歯根を埋入することから、顎の骨が健康でなければならないのです。

その他、更に詳しく知りたい方はこちら

過去のお知らせ・コラム