インプラントの寿命はどのくらい?
インプラントは天然歯のようにしっかり噛めて、見た目も美しく仕上げることができる治療法ですが、装置がどのくらい持つのか気になりますよね。ここではそんなインプラントの寿命について簡単にご説明します。
インプラントの平均寿命
インプラントの寿命を考える上でよく「10年生存率」という言葉が用いられます。これはインプラントを埋入してから10年経って、お口の中にどのくらいのインプラントが残存しているかを調べたものです。調査よると、上顎では90%以上、下顎では94%以上のインプラントが残存していることがわかりました。つまり、少なくともインプラントは、90%以上の確立で10年は持つことがわかります。もちろん、ケースによってはより早い段階で寿命を迎えることがありますので、あくまで参考程度に捉えてください。
インプラントの寿命を延ばす方法
インプラントの寿命は、治療後のケアを徹底し、定期的なメンテナンスを受けることで延長できます。過去には、30~40年持っているケースもありますので、治療後のケア次第で一生涯使い続けることも難しくありません。
このように、インプラントはブリッジや入れ歯よりも寿命が長くなっています。この点もまたインプラント治療のメリットのひとつといえます。