インプラントの構造について
インプラントは、人工歯に相当する「上部構造」、人工歯根である「フィクスチャー」、それらをつなぐ「アバットメント」の3つから構成されています。
インプラントの上部構造
インプラントの上部構造は、セラミックやジルコニアで製作されます。天然歯に近い色や質感、透明度などを再現することが可能です。アバットメントと呼ばれる連結装置を介して、人工歯根に装着することから、一般的な被せ物とは少し異なる形態をしています。ただ、装着後は、天然歯列に自然と調和するのでご安心ください。
インプラントの人工歯根
人工歯根であるフィクスチャーは、インプラント治療において最も重要なパーツといえます。生体親和性の高いチタンで作られており、顎の骨に埋入しても、アレルギー等を発症することがほとんどありません。必ず外科手術が必要となりますが、人工歯根を埋入する処置自体は15分程度で完了します。
インプラントのアバットメント
アバットメントは、人工歯と人工歯根をつなぐ連結装置です。人工歯の土台といっても間違いではありません。アバットメントもチタンで作られているケースがほとんどですが、審美性を考慮して、ジルコニアを採用することもあります。